農地を宅地転用して建てた空き家は売れない可能性がある
- infoakiyakatsuyosu
- 2024年1月25日
- 読了時間: 1分
こんにちは!
空き家活用サポート事務局の清水です。
前回、父親が所有していた空き家を売った際に農地の権利関係で本来800万円で売れたところを400万円に査定が下がったという話をしましたが、そもそも売れるかどうかも分かりませんでした。
唯一、カチタスというCMでもお馴染みの会社から400万円で買うと打診があったのみで、他の会社からは敬遠されました。
それはなぜかというと、農地を宅地転用した土地は接道しておらず、駐車場を作る際に他人の農地の一部をお借りて接道させていたために、新しく入居した人が駐車場を使えるかどうか分からなかったためです。
貸主が貸したくないと言えば、借りることはできません。人間関係に左右されてしまいます。
では、土地の一部を買ってしまえばいいと思うかもしれませんが、農地の場合は土地の一部だけを買うことはできません。
このように、複雑な権利関係にあると、売れると思った空き家も売れないので、専門家に相談しながら話を進めていくことをお勧めします。
複雑な権利関係とまでは言えないが、祖母が他界したときに叔父と父親がもめたので、微妙な関係ともいえます。
また、専門家に相談したいのですが、父方の家系が昔気質の人たちなので自分たちで判断しようとするので困っています。