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令和5年度空き家対策モデル事業8

  • 執筆者の写真: infoakiyakatsuyosu
    infoakiyakatsuyosu
  • 2024年8月14日
  • 読了時間: 2分

特定非営利活動法人高田暮舎


資料は、特定非営利活動法人高田暮舎による空き家問題解決のための啓発事業に関する報告書です。以下に、内容を分かりやすく網羅的にまとめます。


事業概要

目的: 空き家及び特定空家等の問題を解決するため、発生抑制と除却を目的とした所有者と地域住民に対する啓発を実施。

活動地域: 岩手県陸前高田市。

団体: 特定非営利活動法人高田暮舎。移住定住支援業務を陸前高田市から受託。

取組内容および成果

1. 所有者への啓発

取組内容:

空き家所有者の情報整理と調査。

空き家に関する啓発サイトの作成と配布。

所有者からの相談対応。

成果:

所有者データベース: 1200件(目標600%達成)。

啓発サイト: 閲覧100件。

啓発紙媒体: 300冊配布。

相談対応: 37件(目標123%達成)。

2. 地域住民への啓発

取組内容:

空き家に関する啓発サイトと紙媒体の作成・配布。

自治会と連携し、勉強会を実施。

成果:

啓発紙媒体: 8,500冊配布(目標111%達成)。

勉強会: 141人参加(目標282%達成)、10回開催。

3. 古物を活用した地域活性化

取組内容:

除却時に発生する古物を活用し、販売やレンタル、宿泊施設での受け入れ。

古物を活用した交流イベントを実施。

成果:

施設利用者: 2,845人(目標237%達成)。

交流イベント: 218人参加(目標109%達成)、25回開催。

課題と改善点

所有者啓発: 人員不足により、各相談対応に時間がかかった。

地域住民啓発: 地域住民の心理的障壁が存在し、相談までのアプローチが難しい点が課題。

古物活用: イベント参加者が古物を購入やレンタルする導線作りが必要。

次年度展望

所有者への啓発: 情報収集や広報、相談業務の安定化を目指す。

地域住民への啓発: 自治体と連携し、心理的障壁を解消するための勉強会を強化。

古物を活用した地域活性化: 広報と市場分析を強化し、販売やレンタルの増加を目指す。

 
 
 

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